Metropolis
 

「・・・で?これからどうしましょう亜梨ちゃん?」
「・・・何がだ?」
「何がって・・・晴雷のところ行けなかったんでしょ?」
「・・・何が言いたい・・・」
「亜梨姉落ちついて?!」
「どうして戒厘ちゃんそう亜梨ちゃんを挑発するような物の言い方するんだろう・・・(汗)」
「ごめんなさい癖で・・・(笑)」
「・・・ヤな奴・・・」
「何か言いました?」
「別に・・・」

四人が話していると、いきなり杏の姿が消えた。

「杏ちゃん?!」
「亜梨姉!!杏が?!」
「・・・っち・・・晴雷の奴一人一人をなぶり殺す気か・・・」
「・・・でも・・・この当たり土属性の妖獣が多いじゃないですか・・・
木属性の杏ちゃんを最初に選んだのは晴雷のミスですね・・・」
「この場合・・・どう考えても水属性のお前が一番狙いやすいからな戒厘・・・
まぁ・・・お前一人を捕まえるほど奴も勇気がなかったか・・・」
「・・・それどう言う意味ですか?」
「ねぇ・・・ちょっとは杏心配しようよ・・・」
「え?あぁ杏ちゃんなら大丈夫ですよ・・・」
「・・・俺達は個人プレーの方が得意だろ?」
「だけど・・・」
「杏ちゃんを信じましょう梅流ちゃん♪」

亜梨馬と戒厘にそう言われたものの、梅流は杏を心配していた。


書きこみ日・・・2001/03/02

次へ。

前へ。

Metropolisに戻る。